舌側矯正は、従来の装置と違って歯の舌側の歯面にブラケットを着ける治療方法のことです。舌側-ぜっそく- とは歯の舌側の側面のことを指します。
矯正装置を歯の裏側に付ければ、人に気付かれにくく矯正治療を行うことができます。特に職業柄、目立つ装置がつけられない方というには矯正装置が表側からは見えませんので、ほとんど他人に気づかれずに矯正を行うことができ、オススメの矯正方法です。
舌側矯正装置を装着した患者さんの例
20代女性
主訴:前歯のデコボコ、咬み合わせを治したい
主訴 | 前歯のデコボコ、咬み合わせを治したい |
---|---|
診断名 | 叢生 |
初診時年齢/性別 | 25歳女性 |
装置 | リンガルブラケット |
抜歯の有無・部位 | 抜歯(上下顎左右4番) |
一般的な治療期間 /通院回数 |
約3年/約36回 |
費用の目安 | 1,000,000~1,150,000円(税別) |
舌側矯正のリスク・副作用
- 治療中は装置がお口の中に入るため、歯ブラシが届きにくく、虫歯や歯周病(歯肉炎)のリスクが伴います。(医院でのブラッシング指導、ご本人のハミガキきを日々しっかり行っていただく必要があります)虫歯の定期検診やフッ素塗布などをおススメしております。
- 舌側矯正の場合、装着直後は発音・滑舌に影響が出ることがあります(慣れることで徐々に改善されます)
- 成人矯正では治療中に歯根吸収や歯茎退縮が生じる場合があります。
- 歯の移動により装置から余分なワイヤーが出ることがあります。そのため内頬を傷つけることがまれにあります。その場合はワイヤーの調整やカットを随時行います。
- 極端に硬い食べ物は装置が外れたりすることがあります。装置への負担の関係から出来れば硬い食べ物は避けるようにしてください。
- 繊維質の食べ物は、装置にひっかかり飲み込みづらくなることがあります。
- 個人差によっては歯が後戻りをすることがあります(移動した歯は元の位置に戻ろうとします)そのため治療終了後もリテーナー(保定装置)を一定期間正しくつけることを忘れずにお願いします。
舌側矯正の症例
主訴 | 前歯のデコボコ、咬み合わせを治したい |
---|---|
診断名 | 叢生 |
初診時年齢/性別 | 25歳女性 |
装置 | リンガルブラケット |
抜歯の有無・部位 | 抜歯(上下顎左右4番) |
一般的な治療期間 /通院回数 |
約3年/約36回 |
費用の目安 | 1,000,000~1,150,000円(税別) |
舌側矯正のリスク・副作用
- 治療中は装置がお口の中に入るため、歯ブラシが届きにくく、虫歯や歯周病(歯肉炎)のリスクが伴います。(医院でのブラッシング指導、ご本人のハミガキきを日々しっかり行っていただく必要があります)虫歯の定期検診やフッ素塗布などをおススメしております。
- 舌側矯正の場合、装着直後は発音・滑舌に影響が出ることがあります(慣れることで徐々に改善されます)
- 成人矯正では治療中に歯根吸収や歯茎退縮が生じる場合があります。
- 歯の移動により装置から余分なワイヤーが出ることがあります。そのため内頬を傷つけることがまれにあります。その場合はワイヤーの調整やカットを随時行います。
- 極端に硬い食べ物は装置が外れたりすることがあります。装置への負担の関係から出来れば硬い食べ物は避けるようにしてください。
- 繊維質の食べ物は、装置にひっかかり飲み込みづらくなることがあります。
- 個人差によっては歯が後戻りをすることがあります(移動した歯は元の位置に戻ろうとします)そのため治療終了後もリテーナー(保定装置)を一定期間正しくつけることを忘れずにお願いします。
舌側矯正の利点
- 矯正装置が表側から見えない
- 表側の歯にダメージがない
- 歯が前に出ている症例では前歯が後退させやすい
- 虫歯のリスクが低い(歯ブラシや定期的な清掃(PMTC)はしっかり行わないといけない)
- スポーツなどの外傷が少ない(裏側なので頬や唇を傷つけるリスクが少ない)
舌側矯正の欠点
- 料金が割高になる
- 表側よりも治療期間がかかる
- 発音がしにくい(慣れることで改善します)
まずはお気軽にご相談ください。